夜中に天井裏を走る音がする。食べ物の袋が破られている。部屋の隅に黒いふんが落ちている――。わが家でもネズミが住みつき、いったん静かになったと思った後に戻ってきました。
最初はYouTubeのネズミが嫌がる音を流して対処しましたが、しばらくすると効かなくなり、結局は「エサをなくす・通り道を見つける・侵入口を塞ぐ・罠を置く」という基本対策が必要だと実感しました。
わが家で起きたネズミ被害

イラストではかわいく描かれるネズミですが、実際に家へ住みつかれると話は別です。狭い場所やほこりの多い場所を移動し、ふんや尿、食べ物への被害が出ます。夜行性なので、寝ようとした時間に天井裏や壁の中を走る音が聞こえることもありました。
- 夜中に天井裏・壁の中を走る音がする
- 食品やペットフードの袋がかじられる
- 部屋の隅、家具の裏、キッチン周辺にふんがある
- ほこりの上に足跡や尻尾を引きずった跡がある
- 柱・断熱材・配線などをかじられる心配がある

乾いたふんや汚れは素手で触らず、手袋を使い、換気しながら処理してください。掃除方法や廃棄方法は自治体・保健所の案内も確認しましょう。小さな子どもやペットがいる家庭では、罠や薬剤を手の届く場所へ置かないことも重要です。
自分でできるネズミ対策|順番が大切
1. エサ・水・巣材を減らす
罠を置く前に、ネズミが家に居続ける理由を減らします。食品、乾物、米、菓子、ペットフードはふた付きの硬い容器や冷蔵庫へ。生ごみは密閉し、段ボール・新聞紙・布類など巣材になりやすい物も整理します。
2. ふん・汚れから通り道を探す
ネズミは壁際や家具の裏など、同じ経路を通る傾向があります。冷蔵庫の裏、流し台の下、配管の周辺、換気口、エアコン配管の穴、押し入れ・天井裏の隅などを懐中電灯で確認します。黒いこすれ跡、ふん、かじり跡が手掛かりです。
3. 侵入口を金属製の材料で塞ぐ

東京都の案内では、ネズミは約12mmの隙間でも侵入口になり得るとされています。配管まわりや床下・屋根まわりの穴は、金網、金属たわし、防鼠用パテなど、かじられにくい材料で塞ぎます。
4. 壁沿いに粘着シートや捕獲器を置く
粘着シートは、ふんや足跡がある壁沿い・家具の裏などに、隙間を作らず複数枚並べます。東京都の資料でも、シートの上にエサを置かず、ネズミの体全体が乗るよう複数枚使う方法が紹介されています。屋外に置くと野鳥などが誤って付着するため、屋内で使用しましょう。
ネズミ対策用品の選び方
| 用品 | 向いている用途 | 注意点 |
|---|---|---|
| 金網・金属たわし・防鼠パテ | 配管や壁の隙間を塞ぎ、再侵入を防ぐ | 屋内に残っていないか確認してから施工 |
| 粘着シート | 壁沿いや狭い通り道で捕獲 | 複数枚を屋内に設置。子ども・ペットに注意 |
| 捕獲カゴ・はじき式 | 通り道がはっきりしている場合 | 安全な設置場所と捕獲後の処理を事前確認 |
| 殺鼠剤 | 捕獲が難しい場所での補助 | 説明書厳守。子ども・ペット、見えない場所の死骸に注意 |
| 超音波・忌避用品 | 侵入口対策や捕獲と組み合わせる補助 | これだけに頼らず、効果が続いているか確認 |
専門業者を呼んだ方がよい目安
- 天井裏や壁の中など、自分で確認できない場所から音がする
- 複数の部屋でふん・かじり跡が見つかる
- 侵入口を探しても分からない、塞いでも被害が再発する
- 配線や建材への被害があり、火災・修繕が心配
- 子ども・高齢者・ペットがいて薬剤や罠の設置が難しい
- 死骸の臭いがする、衛生面に不安がある
業者へ頼むときは、駆除だけでなく侵入口の調査・封鎖、清掃や消毒、再発時の保証範囲まで確認しましょう。作業範囲と追加料金を比べるため、可能なら複数社から見積もりを取ると安心です。
わが家で分かったこと
わが家では通り道を探し、入口を塞いだことでネズミの行動が変わり、罠にかかりそうなところまで進みました。ただ、一度は逃げられてしまい、対策は一回で終わるとは限らないことも実感しました。
音を流すだけで静かになっても、侵入口やエサが残っていれば戻ってくる可能性があります。まず食品と生ごみを片付け、ふんや足跡を手掛かりに通り道を探し、捕獲と侵入口封鎖をセットで進めることが大切です。自力で手に負えないと感じた時点で、無理をせず専門家へ相談してください。

