「2026年4月から、親のガラケーが急に圏外になった」
「電源を入れ直しても電話ができない。故障なの?」
「ずっと使っていた電話番号は、まだ残せる?」
ドコモの3Gサービス「FOMA」と「iモード」は、2026年3月31日で終了しました。そのため、今まで普通に使えていたガラケーが突然使えなくなり、何をすればいいか分からない人もいると思います。
結論からいうと、最初に確認するのは「FOMA契約だったのか」「端末だけが古いのか」「4G端末でVoLTEが無効になっているのか」の3点です。
ここを間違えると、まだ使える4G携帯を買い替えたり、反対に使えない3G端末を何度も設定し直したりしてしまいます。この記事では、今すぐ確認する順番を分かりやすく整理します。
電話番号を残したい人は、先にドコモへ確認してください
FOMA契約は2026年4月以降、自動解約の対象です。ドコモが案内していた同じ電話番号・メールアドレスの継続受付は2026年6月30日で終了しています。2026年8月現在、以前の番号をそのまま使えるとは言い切れないため、別の新規契約を進める前にドコモショップへ相談してください。
まず確認:使えないのはどのパターン?
| 状態 | 考えられる原因 | 最初の対応 |
| FOMA契約+3Gガラケー | 3Gサービス終了 | ドコモへ契約状況と番号を確認 |
| 4G携帯なのに通話できない | VoLTE設定・一部機種の不具合 | VoLTE、更新、再起動を確認 |
| 4G/5G契約+古い端末 | 端末が3G・VoLTE非対応 | 対応端末へ変更 |
| アンテナは立つが一部機能だけ使えない | 3Gに依存していた機能の終了 | ドコモの対象機種一覧を確認 |
パターン1:FOMA契約と3Gガラケーを使っていた
FOMA専用のガラケーは、設定変更やSIMカードの抜き差しで復活するものではありません。3Gの通信サービス自体が終了したため、今後使うには4Gまたは5G対応の契約・端末が必要です。
ドコモ公式では、FOMA・iモード利用者は2026年4月以降に自動解約になると案内しています。
電話番号はまだ残せる?
ドコモは、FOMAで使っていた電話番号とメールアドレスを合わせて継続する手続きを、2026年6月30日まで受け付けていました。しかし、この記事を更新した2026年8月時点では、その受付期限を過ぎています。
今からでも必ず番号を戻せる、とは案内できません。契約者本人が、本人確認書類と使っていた端末・SIMカード・ドコモから届いた書類などを用意し、できるだけ早くドコモショップへ相談してください。
パターン2:4G携帯なのに電話だけできない
「4G対応と書かれた携帯だから関係ない」とは限りません。4G機種でも、音声通話に3Gを使っていた機種や、VoLTEの設定が無効になっている機種では、FOMA終了後に電話できなくなる場合があります。
ドコモも2026年4月、FOMA終了後に一部の4G機種で通話できない事象を案内し、VoLTEをONにするよう呼びかけています。
確認する順番
- 機内モードを一度ONにしてからOFFにする
- 端末を再起動する
- 設定内に「VoLTE」「4G通話」の項目があればONにする
- 端末のソフトウェア更新を行う
- SIMカードを一度抜き、汚れやズレを確認して挿し直す
- 改善しなければ、機種名を控えてドコモへ相談する
設定項目の名前や場所は機種によって異なります。無理に初期化すると電話帳や写真が消える可能性があるため、初期化はまだ行わないでください。
パターン3:契約は4G/5Gだが、端末だけが古い
契約がXi・4G・5Gであっても、使っている端末が3G専用またはVoLTE非対応なら通話できません。この場合は、現在の契約で使える4G/5G対応端末へ変更する必要があります。
ただし、SIMカードの大きさ、対応周波数、VoLTE、APN設定などが端末によって違います。中古端末を購入する場合は「4G対応」という表示だけで決めず、型番単位で動作条件を確認してください。
スマホにしたくないなら4Gガラホという選択肢
「電話とメールが中心だから、スマホにはしたくない」
「親がタッチ操作を嫌がっている」
この場合は、見た目や操作感が従来のガラケーに近い4Gガラホが候補です。折りたたみ型や物理ボタン付きの機種があり、通話中心で使えます。
ただし、中古の4Gガラホには次の注意点があります。
- ドコモ・auなど、元の販売会社が異なる
- SIMロックや対応周波数の確認が必要
- VoLTE対応でも、すべてのSIMで動作保証されるわけではない
- 古い機種は電池が劣化している可能性がある
- LINEなど、以前使えたアプリが現在は使えない場合がある
毎月の料金を抑える方法もある
4Gガラホを大手キャリアの通常プランで契約する以外に、対応する格安SIMを組み合わせて料金を抑える方法もあります。
- ドコモ系の4Gガラホ:日本通信SIMなどが候補
- au系の4Gガラホ:povoなどが候補
ただし、これは携帯会社がすべてのガラホで動作を保証している使い方ではありません。機種・SIM・VoLTE・APN設定の組み合わせによっては、通話やSMS、データ通信の一部が使えない可能性があります。
親のガラケーを変更する前に確認したいもの
端末や契約を変える前に、次のデータ・サービスを確認してください。
- 電話帳
- 本体やSDカード内の写真
- 受信・送信メール
- 留守番電話のメッセージ
- dアカウントとdポイント
- おサイフケータイや電子マネー
- 家族の一括請求・ファミリー割引の代表回線
FOMA回線が代表回線だった場合、家族側の請求や割引に影響する可能性もあります。「本人の携帯だけの問題」と思わず、家族分の請求も一度確認しましょう。
よくある質問
電源を入れ直せば使える?
FOMA専用端末は、再起動しても3Gサービスが終了しているため使えません。4G端末の一時的な不具合やVoLTE設定が原因なら、再起動や設定変更で改善する可能性があります。
SIMカードだけ4Gガラホへ移せば使える?
必ず使えるとは限りません。FOMA契約は終了しているため、SIMを移すだけでは利用できません。4G/5G契約のSIMでも、サイズ・対応周波数・VoLTE・APN設定を確認する必要があります。
今までの電話番号を他社へMNPできる?
すでにFOMA契約が自動解約され、番号継続の受付期限も過ぎているため、通常のMNPと同じように手続きできるとは限りません。まずドコモに契約状況と番号の扱いを確認してください。
ガラホならLINEも使える?
現在販売・流通しているガラホの多くは、LINEを新たに使う目的には向きません。通話・SMS・一部メールなどを中心に考え、LINEが必要ならスマホも比較してください。
まとめ:最初に契約と端末を切り分けよう
FOMA終了後にガラケーが圏外になった場合、闇雲に端末を買う前に、次の順番で確認します。
- FOMA契約だったか、4G/5G契約だったか
- 端末が3G専用か、4G・VoLTE対応か
- 以前の電話番号が現在どう扱われているか
- 電話帳や写真など、残したいデータがあるか
- スマホと4Gガラホのどちらが合うか
FOMA契約だった場合は、電話番号に関する公式の継続受付期限が過ぎています。まずドコモへ相談し、その後に4Gガラホ・スマホ・格安SIMのどれへ移るか決めるのが安全です。
物理ボタンの携帯をそのまま使いたい人は、以下の記事から機種と料金の組み合わせを確認できます。

