ahamoと楽天モバイル、結局どちらを選べばいいのか。料金だけを見ると似ていますが、実際は「毎月使うデータ量」「電話のかけ方」「海外利用」「通信エリア」で向いている人が大きく変わります。
通信業界で20年、料金プランの提案や開通作業、故障受付などに携わってきた経験から結論を先に言うと、毎月20~40GB程度でドコモ回線の安定感を重視するならahamo、使用量が少ない月も多い・40GBを超える・通話が多いなら楽天モバイルが選びやすいです。
- ahamo:月20~40GB、短い電話が多い、海外旅行、ドコモ回線重視
- 楽天モバイル:月3GB以下または40GB超、長電話、料金の分かりやすさ、楽天ポイント重視
※ahamoの40GBは2026年8月時点の「データ増量おためしキャンペーン」による容量です。通常容量は30GBで、終了日は未定です。
ahamoと楽天モバイルの比較一覧
| 比較項目 | ahamo | 楽天モバイル |
|---|---|---|
| 月額料金 | 2,970円 | 1,078円~3,278円 |
| データ容量 | 通常30GB/キャンペーン中40GB | 3段階制・20GB超は無制限 |
| 大容量 | 大盛り4,950円、通常110GB/キャンペーン中120GB | 3,278円で無制限 |
| 国内通話 | 1回5分以内無料 | Rakuten Link利用で無料 |
| 回線 | ドコモ回線 | 楽天回線 |
| 海外データ | 91の国・地域で月30GBまで追加料金不要 | 指定国・地域で月2GBまでプラン料金内 |
| 家族割 | 基本料金の割引なし | 最強家族割で1人110円引き |
| 店舗 | オンライン中心。一部有料サポートあり | 楽天モバイルショップあり |
※表示価格は税込。楽天モバイルは公平なサービス提供のため混雑時などに速度制御される場合があります。通話無料には対象外番号や利用条件があります。情報は2026年8月11日時点です。
料金を比較|使うデータ量で勝者が変わる
月3GB以下なら楽天モバイルが安い
楽天モバイルは使ったデータ量に応じて料金が自動で変わります。3GBまでは1,078円、3GB超~20GBまでは2,178円、20GBを超えると3,278円です。
ahamoは使用量に関係なく月額2,970円。自宅や職場ではWi-Fiを使い、毎月3GB程度しか使わないなら、楽天モバイルの方が毎月1,892円、年間では22,704円安くなります。
毎月20~40GBならahamoが選びやすい
2026年8月時点のahamoは、データ増量おためしキャンペーンにより月額2,970円のまま40GB利用できます。楽天モバイルは20GBを超えると3,278円なので、40GB以内に収まるならahamoが月308円安くなります。
ただし、ahamoの40GBは期間限定キャンペーンです。終了後は通常の30GBへ戻る予定なので、申し込み前にahamo 40GB増量の最新状況を確認してください。
40GBを超えるなら楽天モバイルが有利
動画やテザリングで毎月40GBを超えるなら、楽天モバイルの強みがはっきりします。20GBを超えても月額は3,278円で、データ容量は無制限です。
ahamoで大容量を使う場合は、大盛りオプション込みで月額4,950円。通常110GB、増量キャンペーン中は120GBです。楽天モバイルとの差は月1,672円になるため、料金と容量を最優先するなら楽天モバイルが有力です。
通話を比較|短い電話はahamo、長電話は楽天
ahamoは標準の電話アプリから発信しても、1回5分以内の国内通話が無料です。5分を超えた分は30秒22円で、24時間かけ放題は月1,100円です。
楽天モバイルはRakuten Linkアプリを使うと、携帯電話や固定電話への国内通話が無料です。電話の時間を気にせず話せるのが強みですが、0570など一部の番号は対象外。標準電話アプリで発信した場合は30秒22円かかります。
仕事の折り返しなど短い電話が中心で、専用アプリを使い分けたくないならahamo。家族や友人と長電話することが多く、Rakuten Linkを使えるなら楽天モバイルが向いています。
通信エリアと速度を比較
ahamoはドコモ回線を利用します。山間部や地方を含む対応エリアの広さを重視する人、現在ドコモで問題なく使えている人は選びやすいでしょう。
楽天モバイルは楽天回線を利用します。都市部を中心にエリアは拡大していますが、建物の構造や地下、地域によって使用感は変わります。2026年9月末にはKDDIローミングの終了が予定されているため、申し込み前に公式エリアマップとKDDIローミング終了の注意点を確認しておくと安心です。
速度は時間帯・地域・端末・建物によって変わるため、「必ずこちらが速い」とは断定できません。自宅・職場・通勤経路が対応エリア内かを確認して選びましょう。
海外利用はahamoが強い
海外旅行や短期出張でデータを多く使うならahamoが有利です。91の国・地域で月30GBまで追加料金不要で利用でき、事前の申し込みも必要ありません。
注意点は、国内の40GBキャンペーン中でも海外で利用できるのは30GBまでということ。また、海外で最初に通信した日から15日を超えると最大128kbpsに制限され、日本へ帰国して通信するまで解除されません。
楽天モバイルは指定の国・地域で月2GBまでプラン料金内です。短い旅行で地図やメッセージ中心なら便利ですが、動画視聴やテザリングまで行うなら容量差を確認しましょう。
サポートと申し込みやすさを比較
ahamoはオンライン手続きが基本です。ドコモショップでは一部の手続きを有料でサポートしてもらえますが、スタッフに任せきりではなく、自分で画面を操作する形式です。
楽天モバイルはオンラインに加えて、楽天モバイルショップでも相談できます。初めての乗り換えで対面サポートが欲しい人には安心材料です。ただし、店舗によって対応できる内容や予約状況が異なるため、来店前に確認してください。
ahamoがおすすめな人
- 毎月20~40GB程度使う
- ドコモ回線の対応エリアを重視したい
- 1回5分以内の電話が多い
- 海外旅行でデータを多く使いたい
- 専用通話アプリを使い分けたくない
- オンライン手続きに抵抗がない
詳しいメリット・注意点はahamoの評判・料金・デメリットでも解説しています。
楽天モバイルがおすすめな人
- 月によってデータ使用量が大きく変わる
- 3GB以下の月が多い
- 40GBを超えて使う
- Rakuten Linkで長電話したい
- 楽天ポイント・楽天市場をよく使う
- 楽天回線が生活圏で問題なく使える
申し込みの準備や開通手順は楽天モバイルへの乗り換え方法で詳しく確認できます。
よくある質問
ahamoはずっと40GBですか?
いいえ。2026年8月時点の40GBは「データ増量おためしキャンペーン」による10GB増量です。通常容量は30GBで、キャンペーン終了後は元の容量へ戻る予定です。
楽天モバイルは本当に無制限ですか?
20GBを超えると月額3,278円でデータ無制限です。ただし、混雑時など公平なサービス提供のため速度制御される場合があります。
電話番号を変えずに乗り換えられますか?
どちらもMNPを利用すれば現在の電話番号を引き継げます。現在の通信会社と申し込み方法によっては、MNP予約番号を取得せずワンストップで進められます。
まとめ|20~40GBならahamo、少量・大容量・長電話なら楽天
ahamoと楽天モバイルは、どちらが上というより使い方で答えが変わります。
- 月20~40GB・ドコモ回線・海外利用:ahamo
- 月3GB以下・40GB超・長電話:楽天モバイル
- 40GB以内の料金:キャンペーン中はahamoが月308円安い
- 40GBを超える大容量:楽天モバイルが安い
- 専用アプリなしの短い通話:ahamo
- Rakuten Linkでの長電話:楽天モバイル
料金だけで決めず、自宅・職場のエリア、毎月のデータ量、電話の長さまで確認して選ぶのが失敗しないコツです。
※料金・容量・割引・キャンペーンは2026年8月11日時点の情報です。最新情報、対象外通話、対応エリア、キャンペーン条件は各社公式サイトで必ずご確認ください。

