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ドコモから「親子でおトク」「30GBまで0円」といったCMが大量に流れています。
ところが公式ページを見ても、「結局、誰が・何を契約すると・いつまで・いくらなの?」がかなり分かりにくい。通信業界に長くいる私でも、一度読んだだけでは整理できませんでした。普通の人なら、なおさらだと思います。
そこでこの記事では、CMで「ドコモ親子割」のように見える仕組みの実体である「ドコモU22割」と家族向け割引の組み合わせを、結論から解説します。料金はすべて税込、2026年8月12日時点の情報です。
結論:親子なら自動で0円ではない。0円は最大7か月だけ
- 22歳以下の利用者が「ドコモ MAX」を対象手続きと同時に申し込むのが基本条件
- 30GBまで0円にするには、U22割だけでなく「家族3回線以上」「ドコモ光またはhome 5G」「対象dカードで支払い」などの条件も必要
- U22割は初回適用月を含む最大7か月。8か月目以降は通常のドコモ MAX料金になる
- 30GBを超えると、割引期間中でも各種割引後4,928円の例になる
- 条件がそろっていない家庭や、長期の料金を重視する家庭は楽天モバイル・ahamo・日本通信SIMも比較した方がいい
短期間の0円だけで決めず、「8か月目以降に家族全体でいくら払うか」を見るのが一番大切です。
結局、親子で何GB使えて合計いくら?
ここが一番知りたいところだと思います。親も子どもも「ドコモ MAX」を契約し、親は3GBを超えて無制限、子どもはU22割で30GBまで使う前提で計算します。ドコモ光またはhome 5Gと、dカード GOLD系のお支払割も適用した例です。
| 家族の対象回線数 | 親 | 22歳以下の子 | 親子2台の合計 |
|---|---|---|---|
| 親子2回線だけ | 無制限・6,138円 | 30GB・660円 | 6,798円/月 |
| 家族グループが3回線以上 | 無制限・5,478円 | 30GB・0円 | 5,478円/月 |
つまり、親子2人だけでドコモへ入っても、子どもは0円になりません。「みんなドコモ割」は2回線だと1回線あたり550円引き、3回線以上なら1,210円引きです。この660円の差が、そのまま子どもの料金に残ります。
3回線以上の例は、親子以外にカウント対象となる家族回線がある場合です。表の合計には3回線目の料金を含めていません。また、長期利用割やドコモでんきセット割は計算に入れていないため、条件を満たす親はさらに安くなる場合があります。
この金額で使えるのは最大7か月です。8か月目以降はU22割と27GBボーナスが終了し、親子とも3GBを超えるなら、2回線の場合は合計12,276円、3回線以上の場合は合計10,956円が目安になります。
CMの「親子割」は何の割引?
今回のCMを理解しにくくしている理由は、ひとつの「親子割」という料金プランだけで0円になるのではなく、主に次の制度を組み合わせて見せているからです。
| 名称 | 内容 |
|---|---|
| ドコモU22割 | 22歳以下の利用者向け。27GBのボーナスと、利用量に応じた月額割引を最大7か月 |
| みんなドコモ割 | 同じファミリー割引グループの対象回線数に応じ、ドコモ MAXなどを最大1,210円引き |
| ファミリー割引 | 家族グループを組み、主に家族間通話などに関係する制度 |
| 光・home 5Gセット割 | 対象の固定回線契約があるとドコモ MAXを1,210円引き |
| dカードお支払割 | 対象dカードを支払方法に設定すると最大550円引き |
「みんなドコモ割」と「ファミリー割引」は名前が似ていますが、同じものではありません。なお、ahamo回線は「みんなドコモ割」の回線数には数えられるものの、ahamo自身の月額料金がこの割引で安くなるわけではありません。
ドコモU22割の対象条件
- 申込み時点で利用者が満22歳以下
- 対象プランは「ドコモ MAX」
- 新規契約・MNP・契約変更・機種変更、または対象外プランからのプラン変更など、対象手続きと同時に申し込む
- 受付期間は2025年11月27日から終了日未定
- 割引の申込みが必要
注意したいのは、すでにドコモ MAXを使っている22歳以下の人が、年齢だけで自動的に割引される制度ではないことです。対象になる手続きや利用者登録など、細かな条件は申込み前に必ず公式ページで確認してください。
利用量で割引額が変わる
U22割では毎月27GBのボーナスデータが付き、ボーナス分を含む利用量によって割引額が変わります。
| 月の利用量 | U22割 | 最大7か月の料金例 |
|---|---|---|
| 28GB以下 | 2,728円引き | 0円 |
| 28GB超~30GB以下 | 3,828円引き | 0円 |
| 30GB超 | 550円引き | 4,928円 |
表の料金例は「みんなドコモ割(3回線以上)」「ドコモ光セット割またはhome 5Gセット割」「対象のdカードお支払割」もすべて適用した場合です。U22割だけで0円になるわけではありません。
なぜ30GBまでは0円になるの?
ドコモ MAXの通常料金は、1GBまで5,698円、1GB超~3GBは6,798円、3GB超は8,448円です。U22割の27GBボーナスを先に使うことで、通常の「1GBまで」の料金で28GBまで、「3GBまで」の料金で30GBまで使える仕組みです。
- みんなドコモ割(3回線以上):1,210円引き
- ドコモ光セット割またはhome 5Gセット割:1,210円引き
- 対象dカードお支払割:550円引き
- ドコモU22割:利用量に応じて2,728円または3,828円引き
これらが全部そろって、ようやく最大7か月の「30GBまで0円」です。家族が2回線しかない、光回線が別会社、支払カードが対象外といった場合は0円になりません。
最大の注意点は8か月目以降
U22割が終わると27GBのボーナスも月額割引もなくなり、通常のドコモ MAXへ戻ります。3GBを超えて使う場合、通常料金は8,448円。家族3回線・光回線・対象dカード・長期利用20年以上・ドコモでんきなどの割引を最大限適用しても、公式の料金例は5,148円です。
もちろん、DAZNなどドコモ MAXに含まれる特典や店頭サポートに価値を感じる家庭なら選択肢になります。ただ、純粋に通信料金だけを抑えたい場合は、8か月目以降に割高と感じる可能性があります。
ahamoや日本通信SIMとの親子合計は別記事で比較
この記事では今回のドコモU22割の仕組みに絞りました。ahamoは2026年8月1日から、月額2,970円のまま通常30GBに10GBが追加され、現在は1回線40GB使えるデータ増量おためしキャンペーンを実施しています。
「ahamoを親子2台にした場合」「ahamoと日本通信SIMを組み合わせた場合」「ドコモU22割を8か月目以降まで使った場合」の合計は、親子2台のスマホ料金比較記事で、何GB使えて月いくらなのかをまとめました。
よくある疑問
親も子どもも0円になりますか?
なりません。U22割の対象は、条件を満たす22歳以下の利用者の回線です。さらに0円の料金例には家族3回線、対象固定回線、対象dカードなどの条件があります。
23歳になるまで割引されますか?
いいえ。年齢にかかわらず、割引期間は初回適用月を含む最大7か月です。
30GBを超えたら使えなくなりますか?
使えます。ドコモ MAXは無制限ですが、30GB超ではU22割が550円引きになり、各種割引をすべて適用した公式例でも月4,928円です。
まとめ:CMの0円より、8か月目の家族合計を見る
ドコモU22割は、もともと家族でドコモを使い、ドコモ光や対象dカードも利用している家庭には強いキャンペーンです。条件が全部そろえば30GBまで最大7か月0円は魅力があります。
しかし、「親子なら誰でも自動で0円」「ずっと0円」ではありません。親子2回線だけなら、ドコモ光と対象dカードがあっても最大7か月の合計は6,798円です。3回線以上の条件がそろって初めて、子どもの30GBが0円になります。
公式情報の確認先
キャンペーンや料金は変更・終了する場合があります。申込み前に必ず各社の公式サイトで最新条件をご確認ください。

