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中学生のころから腰痛と付き合い続け、10年ほど前には整形外科でヘルニアと診断された私が、今続けている腰痛対策。それが休みの日の銭湯です。
きっかけは、「死海で浮くと腰痛にいい」という話でした。この記事では、死海と浮力の話から、銭湯のお湯でも浮力が働く理由、私の入り方、そして腰痛持ちが入浴するときの注意点までまとめます。
この記事は私個人の体験と考えで、医学的なアドバイスではありません。急に強い痛みが出たときや、しびれがあるときは、入浴より先に医療機関に相談してください。
死海で浮くと腰痛にいいって本当?
死海とは:何もしなくても体が浮く湖
死海は、イスラエルとヨルダンの境にある塩の湖です。湖面は海抜マイナス約430メートルで、地球上でもっとも低い場所にあります。
最大の特徴は、塩分濃度が約30%と、普通の海水(約3%)の10倍近くあること。水がとても重いため、何もしなくても体が水面に浮いてしまいます。
ニャビ
まさき
「重力から解放される」とはどういうことか
以前、死海で浮くことが腰痛にいいという記事を読んだことがあります。重力から解放されることで、体の調子が整うといった内容だったと記憶しています。
「体が整う」とまで言える根拠は、調べた範囲では見つけられませんでした。ただ、水に浮くと体を支えている筋肉や関節への負担が軽くなることは、入浴の「浮力作用」として説明されています。お湯に入ると体重は約9〜10分の1になり、緊張しやすい肩や腰の疲れがやわらぎやすいとされています。
海外では温泉療法の研究も
海外では、温泉やミネラルを含むお湯につかる「バルネオセラピー(温泉療法)」が、慢性的な腰痛の痛みをやわらげたという研究がいくつも報告されています。死海周辺でも、こうした療法が行われてきました。
ただし、どれも温泉やミネラル浴の研究です。銭湯のお湯で同じ効果が出るとは限りません。
死海に行かなくても:銭湯のお湯でも浮力は働く
死海ほどではありませんが、普通のお湯の中でも体には浮力が働きます。銭湯の組合のサイトでは、入浴の効果として次の3つが挙げられています。
- 温熱効果:血液の循環が良くなり、疲労・肩こり・腰痛などの改善が期待できる
- 浮力効果:お湯の中では体重が約10分の1になり、解放感が生まれてリラックスできる
- 静水圧効果:適度な水圧で血液やリンパの流れが促される
銭湯は家庭のお風呂より湯船が大きく、足を伸ばして体を預けやすいのも魅力です。
私の入り方:ジェットバスで浮いて癒される
私は休みの日に銭湯へ行き、ジェットバスで、お湯に体を預けて浮くようにしています。これがとても癒されます。
私は、腰痛の原因は腰そのものより、足や太もも、お尻のこりにあると考えています。体全体の力を抜いて浮いていられるこの時間は、そうしたこりをゆるめる大切な時間です。
ニャビ
まさき
腰痛になったきっかけや、ヘルニアと診断されてからの経緯は、腰痛の体験談にまとめています。
腰痛持ちが銭湯に入るときの注意
急な強い痛みのときは入らない
ぎっくり腰のように急に起きた強い痛みは、腰に炎症が起きているため、温めると悪化することがあるとされています。理学療法士の監修記事では、こうしたときは3日〜1週間ほど、シャワーで済ませることがすすめられています。
ニャビ
まさき
慢性の腰痛なら、ぬるめのお湯に長めに
温めて楽になりやすいのは、3か月以上続く慢性の腰痛です。同じ監修記事では、38〜40度ほどのお湯に10〜15分ほど入ると、体が芯から温まって硬くなった筋肉がほぐれるとされています。
こんな症状があるときは整形外科へ
安静にしても痛みが軽くならない、足がしびれる・力が入らない、といった症状があるときは、入浴より先に整形外科を受診してください。目安は腰痛の体験談の「こんな症状があるときは、すぐ整形外科へ」にまとめています。
銭湯に行けない日は家のお風呂で(PR)
毎日銭湯に行くのは難しいので、家のお風呂で使えるものも紹介します。
きき湯 マグネシウム炭酸湯
医薬部外品の薬用入浴剤で、効能・効果に「腰痛」「肩のこり」「疲労回復」などが書かれています。
死海の塩(バスソルト)
死海の塩を家のお風呂に入れて、死海気分を味わえるバスソルトです。ただし、家の湯船に入れても死海のように浮くほどの濃さにはなりません。あくまで雰囲気を楽しむものと考えてください。
まとめ
- 死海は塩分濃度が約30%で、何もしなくても体が浮く
- 「体が整う」とまでは言えないが、浮くと筋肉や関節への負担は軽くなる
- 銭湯のお湯でも浮力は働き、体重は約10分の1になる
- 私は休みの日に銭湯のジェットバスで浮いて、癒されている
- 急な強い痛みのときは入浴しない。慢性なら38〜40度に10〜15分
腰痛対策として、まずは近所の銭湯でゆっくり浮いてみるのもおすすめです。
参考:ノーリツ「入浴中の浮力作用」、銭湯の組合サイト「銭湯の効果と効能」、Medical DOC「腰痛は温泉で改善するのか」、コトバンク「死海」、Crenobalneotherapy for low back pain: systematic review(英語)
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