YouTubeでは、勉強、仕事、読書、睡眠、リラックスなどの時間に流す「作業用BGM動画」が広く利用されています。自分の音楽でも作ってみたいと思ったとき、最初に負担になりやすいのが動画制作です。
作業用BGM動画作成でよくある3つの問題
1.動画編集ソフトは費用が高い
本格的な動画編集ソフトは便利ですが、月額料金が必要なものもあります。「画像を1枚表示して音楽を流す」という用途だけなら、使わない機能が多く、準備が大げさになりがちです。
2.操作を覚えるまでに時間がかかる
タイムライン、音声配置、画像の表示時間、解像度、書き出し形式など、動画を作る前に覚えることが多くあります。動画を作りたいのに、まず編集ソフトの勉強から始める状態になりやすいのが難点です。
3.長時間動画は書き出しの負担が大きい
30分、1時間、数時間と動画が長くなるほど、書き出し時間とパソコンへの負荷も増えます。設定が複雑だと、やり直しにも時間がかかります。
必要な作業は「音楽の長時間化」と「動画化」
作業用BGM動画を作る工程は、大きく2つに分けられます。
- 複数の音楽をまとめ、30分から数時間のBGMにする
- 完成したBGMと背景画像を組み合わせ、MP4にする
この2つを専用ツールで分けて行えば、複雑なタイムライン編集をせずに進められます。
「まぜる。」で複数曲を長時間BGMにする
音楽を毎周ランダムに並べる「まぜる。」
「まぜる。」は、複数の音楽ファイルを1周ごとにランダムな順番へ並べ替え、ひとつの長時間BGMとして保存するWindows用ツールです。
- MP3、WAV、M4A、AAC、WMAを追加可能
- 1~100周の範囲で繰り返し回数を指定
- 各周ですべての曲を1回ずつ使用
- 完成後の曲数と予想再生時間を事前に表示
- 曲別音量、全体音量、自動音量調整、フェードに対応
- MP3またはWAVで保存
毎周ランダムなら同じ順番が続きにくい
4曲を3周にした場合、完成音源は12曲分になります。各周ですべての曲を使いながら、次のように並び順を変えられます。
2周目:C → A → D → B
3周目:B → D → C → A
単純に同じ順番を繰り返すより、長時間再生したときの単調さを抑えられます。
「まぜる。」の基本手順
- 使用する音楽ファイルを追加する
- 必要な周回数を指定する
- 必要に応じて音量やフェードを調整する
- MP3またはWAVを選んで保存する
元の音楽ファイルは変更されず、完成した長時間BGMは別ファイルとして保存されます。
「うごかす。」で静止画とBGMを動画にする
画像と音楽からMP4を作る「うごかす。」
長時間BGMが完成したら、表示したい背景画像と組み合わせます。「うごかす。」なら、画像と音楽を選んでYouTube投稿用のMP4を書き出せます。
- 背景画像を選択する
- 「まぜる。」で作ったBGMを選択する
- 保存先を決めてMP4を作成する
JPG、JPEG、PNG、BMPの画像と、MP3、WAV、M4A、AAC、WMAの音楽に対応しています。
「うごかす。」の詳細を見る作業用BGM動画が完成するまでの流れ
↓
「まぜる。」で長時間BGM化
↓
背景画像を用意
↓
「うごかす。」でMP4化
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YouTubeへ投稿
MP4が完成したあとのタイトル・説明文・サムネイル・公開設定は、「YouTubeへの動画アップ方法」で順番に解説しています。
本格的な編集ソフトと専用ツールの違い
| 方法 | 向いている用途 | 特徴 |
|---|---|---|
| 動画編集ソフト | 字幕、場面転換、複雑な映像演出 | 自由度が高い一方、覚える操作が多い |
| まぜる。+うごかす。 | 静止画と音楽の作業用BGM動画 | 必要な作業に絞って迷いにくい |
字幕や複数の映像を使った編集には動画編集ソフトが向いています。1枚の画像と長時間BGMで作るシンプルな動画なら、専用ツールを使うと工程を減らせます。
公開前に確認したいこと
- 使用する音楽と画像の著作権・利用条件を確認してください。
- YouTubeへ投稿する前に、完成した動画を最初から最後まで確認してください。
- MASA APP LABのツールはWindows 10・11(64bit)向けです。
- 処理はパソコン内で行われ、素材を外部サーバーへ送信しません。
まとめ
YouTubeの作業用BGM動画は、必ずしも高機能な動画編集ソフトが必要ではありません。「まぜる。」で複数曲を長時間BGMにまとめ、「うごかす。」で背景画像と組み合わせれば、シンプルな手順で投稿用MP4を作れます。
複雑な編集作業を減らし、音楽選びやチャンネル作りに時間を使いたい方に向いた方法です。